新型コロナウィルスの影響で突然失業することになりました。
預金がなく計画的な退職とは異なり、マンションのローンが払えなくなるので、すぐにマンションを売ることになりました。
先ずは家の相場価格を知る事が大切です。査定を依頼してみよう!
相場を知って交渉を有利に運びましょう。
査定は複数企業に依頼する!
家をより高く売るためには査定価格を比較することが大切。
査定額に数百万円の違いが出ることもあります。
査定には「机上査定」と「訪問査定」がある!
査定には大きく分けて「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定(本査定)」の2つがあります。
先ずは複数社に机上査定を出しましょう。
初めてのこともあり私は個別に査定しました。
私のマンションのブランドが三菱系でしたので、そちらの販売会社と、ポストに当物件の売却依頼のチラシが入っている大手の不動産会社に個々に査定依頼をしました。
合計5社依頼しました。
複数社に一括査定できるサイトも有ります。
「机上査定」と「訪問査定」の違い
「机上査定」は不動産の売却価格の査定方法の一つで、対象となる物件を訪問せずに大まかな売却価格を算出する査定方法で簡易査定とも言います。
机上査定を算出する際には、類似物件の過去の売買価格や査定時の市場状況などのデータが用いられます。
短時間で査定額を受け取ることが出来ます。
査定額の他に、この想定価格になった計算式など根拠や資料の詳細や、近隣の成約事例もまとめて分かります。
「訪問査定」は営業マンが実際に物件を見て行う査定です。
机上査定 | 訪問査定 |
---|---|
実際に物件は見ない。 | 実際に家を訪問して査定します。 |
取引事例や路線価などの情報から価格を算出。 | 正確な査定価格が出る。 |
短時間で査定額を算出できる。 | 不動産会社の営業担当者が実際に現地を確認するほかに、役所や法務局で法規制やインフラ状況を調査する時間がかるので、数日かかります。 |
先ずは机上査定を依頼しよう!
不動産を売却するときは、簡易査定だけではなく、訪問査定を行うことが多いですが、先ずは机上査定を依頼してみるのが良いと思います。
私は個々に不動産会社に査定依頼をしましたが、【一括査定】を利用するのも良いと思います。
実際に売却の場合は「簡易査定で複数社の査定額や対応を比較し、訪問査定を受ける会社を選ぶ」という手順が良いと思います。
※ 不動産の売却査定は、「査定額が最も高い会社を選べば良い」というものではありません。実際には販売できない高額な査定額を出して、媒介契約を取るが、実際には査定額を大幅に値下げして売却するという悪質な手法をとる不動産会社も存在するので注意が必要です。
実際にマンションを売却した私のその時の査定額
M社(大手) | H社(大手) | MI社(大手) | S社(大手) | A社(地元) | |
---|---|---|---|---|---|
査定額 | 4,452万円 | 4,200万円~4,400万円 | 4,362万円 | 4,080万円 | 3,998万円 |
売出提案価格 | 4,580万円 | 4,680万円 | 4,370万円~4,580万円 | 4,480万円 | 4,180万円~4,480万円 |
直ぐに机上査定の資料がマンションに届けられました。
大手不動産会社からは査定額と資料がメールで届きました。2社は直ぐに担当営業マンから電話が有りました。別に郵送で書類が届いた会社もあります。
今回査定依頼して、しつこい営業電話などが全くないのが安心しました。
売却予定の物件はマンションで大手の物件で築9年で人気の物件です。売る事には心配をしていませんでした。
一方、住み替え先の物件の予算が2,000万円弱の戸建でしたので、購入物件に心配がありました。
実際、査定を出した大手の不動産会社から住み替え先の物件購入の情報や手助けが、得られないなと感じていたころでしたので、A社に査定をお願いしたところ、査定額は低めでしたが、レスポンス良くお会いした自分の直感から、こちらの会社にお願いしようと思いました。
自分に合った良いパートナーとなる不動産会社を見つけましょう!
売却だけ、購入だけ、住み替え、新築物件、中古物件の購入、お金や時間の余裕の有無など、人それぞれ事情が異なります。
売却予定の物件はマンションで大手の物件で築9年で人気の物件です。売る事には心配をしていませんでした。
一方、住み替え先の物件の予算が2,000万円弱の戸建でしたので、良い物件が見つかるか、住み替えの流れなど沢山の心配がありました。
実際、査定を出した大手の不動産会社から住み替え先の物件購入の情報や手助けが、得られないなと感じていたころでしたので、A社に査定をお願いしたところ査定額は低めでしたが、レスポンス良くお会いした自分の直感から、こちらの会社にお願いしようと思いました。
A社(地元)の査定額は決して高くはありませんでしたが、売り出し価格などを相談し、A社と専任媒介契約を直ぐに結びました。
住み替えということ、予算が2,000万円無い事や大手ではフォローが得られないことなどを総合的に見て地元のA社の営業マンが動きが良かったのと人柄でお願いすることにしました。
マンションは、当初最上階やたのフロアーの物件が売りが有ったのでバランスを見て4,480万円で売り出しました。
このマンションは人気が有り最初の内覧者が直ぐに購入申し込みが有り、2022年5月15日に手付金支払い有りその方と契約を結びました。
マンションは直ぐに売れたけど、購入物件が見つからないかもしれず、2022年8月29日残代金支払いまで伸ばして貰うなど、こちらの条件を組んた契約をして頂けました。
その後何件も中古戸建を内覧することになりましたが、こちらの地元のA不動産会社の担当営業マンが良く動いてくれて、この会社と営業マンにお願いして良かったと思いました。
金銭や期間にゆとりが有れば、どの不動産屋さんでも対応できるかもしれませんが、限られた予算と期間が迫っている住み替えの場合は、自分に合った不動産会社を見つけることが成功のカギになるのではないかと私は思います。
マンションの査定をしてみて思ったこと。
思っていたより高い査定が出ました。
実際に売らなくてはならなかったので、査定は必須だったのですが、査定を依頼するまでは、営業電話がしつこいのではないかとか、情報が洩れないかなど不安に思っていましたが、私の査定した不動産会社ではその様なことは全く無く嫌な思いは有りませんでした。
査定をしてみて、9年前に購入の新築マンションでしたが、思っていたよりも高く査定が出て嬉しびっくりです。2,800万のローン残高を返済しても中古の物件を購入できる選択肢が出来ました。
逆に資産価値が上がらず売却した場合にローンが残ってしまうこともあると思います。そうなると売却ではなく賃貸にするのか、売却して賃貸物件に住むのか等状況が変わってくると思います。今の資産価値をしっかり知っておくのが良いと思いました。
売却の予定がある方は早めに査定をして備えましょう。
不動産会社によって数百万円の差がある。
数百万円ばらつきが有りました。数字だけ見ると高い査定の不動産会社にお任せしたいと思ってしまいますが、他社との差別化のために高くしているケースもあるので要注意です。高すぎる査定額でそのまま売却に出すと長い期間売れないという事態もあるようです。
媒介手数料を値引きしてくれる会社もある。
媒介手数料の上限は決まっていますが、私のマンションはM系のマンションで、そこの販売会社M社は媒介手数料が10%割引になります。
査定額のやり取りの中で不動産会社を決定しました。
マンションの売却と購入物件に金銭的ゆとりがあるならばM社にお願いしたいと思いました。しかし予算が低く地元で中古物件を探さなくてはならず、何もかもが分からない状況でしたので地元のA社にお任せすることにしました。